某理学療法士の英語論文考察ブログ

当ブログは、理学療法士である私上條が 様々な英語論文を翻訳して、日々の臨床との繋がり等含めて考察しているブログです。 当ブログの内容はご自由にお使いいただいて構いませんが 私の英語力は・・・あっ(察し)といったレベルなので、 元の論文を1度ご確認いただいてからの方が安心かと思います。 (基本的にpubMedでフリーになっている論文です)

脳卒中患者さんの立位保持に対するライトタッチの効果

Influence of light touch using the fingertips on postural stability of poststroke patients

2015 SH Lee, DG Lee, YB Lee, YJ Jee, GC Lee, D Park

 

 

脳卒中後の患者さんの姿勢制御に、ライトタッチがどのような影響をもたらすかを検証する。

静止立位時の重心動揺を計測

①ライトタッチ無しで視覚情報もブロックしない

②ライトタッチ無しで視覚情報をブロック

③ライトタッチありで視覚情報をブロック

④ライトタッチありで視覚情報はブロックしない

の4条件で前後左右方向へのCOPの動揺速度、モーメントを計測する。

結果としてはライトタッチを行うと重心動揺の範囲、速度が減少。目を閉じた状態ではよりその比率は高かった。

 

 

 

 

以下、個人的な考察

最近ライトタッチの論文をよく読みます。

ほぼすべての論文がライトタッチで重心動揺範囲が狭くなる→安定した立位がとれるようになるって流れになっているけど

重心動揺範囲を狭いから安定した立位ではないと考えています。(パーキンソン病の方は健常者よりも重心動揺範囲が狭い)

ライトタッチが主流になるのは個人的には反対です。