某理学療法士の英語論文考察ブログ

当ブログは、某理学療法士が 様々な英語論文を翻訳して、日々の臨床との繋がり等含めて考察しているブログです。 個人的にどこでみた文献か忘れないようにメモしているようなもので、 私の英語力は・・・あっ(察し)といったレベルなので、 元の論文を1度ご確認いただいてからの方が安心かと思います。 (基本的にpubMedでフリーになっている論文です)

皮膚神経刺激と運動ニューロンの興奮性

Cutaneous nerve stimulation and motoneuronal excitability 2

 

Delwaide PJ, Crenna P   1984

 

感覚神経の刺激後、遠位の運動核でさえ回復曲線によって示される興奮性の変化の影響をうける。

すべてにおいて、等しくない2つの促通のピークが見出される。

これは、様々な感覚神経の刺激後の運動神経核や、腓腹神経への刺激と同様の刺激が運動神経核に行われた際に見られる。

 

腓腹神経へ様々な強度での刺激後、ヒラメ筋と前脛骨筋運動ニューロンの興奮性の変化をこれまでに報告してきた。

 

同側および対側へ刺激した際には似たような結果が得られ、脊髄の分節構造を基本とした解釈では説明が難しく、何か他の要因があるのでは?と考え

伏在神経、外側大腿皮神経、腸骨下腹神経、正中神経、三叉神経への刺激がヒラメ筋運動核へ及ぼす影響を調査する。

また、腓腹神経への刺激がヒラメ筋、大腿四頭筋大腿二頭筋短頭、上腕二頭筋、咬筋の運動核へ及ぼす影響を調査する。

 

結果、これらすべての神経への刺激はヒラメ筋運動核を促通した。

また、腓腹神経への刺激が様々な筋の運動核を促通した。

 

これは脊髄の分節的なメカニズムのみ、及び頸髄と腰髄ー仙骨間の相互作用のみの説明では不十分である。

頭尾に連続するすべての運動核を促通する上位脊髄中枢の存在を仮定すると興味深い。

 

 

以下、個人的な考察

とある先生が書いてた論文の参考論文にされていたので元の論文をもってきてみました。

古い論文ですが、なかなか面白い。

 

解剖の教科書的にはあまり関係性がなさそうな部位であっても

ヒトの体はやっぱりつながっているので影響があるんですね。

 

 頸膨大と腰膨大をつなぐ線維もあるみたいで 

(頸膨大は咀嚼リズム、腰膨大は歩行リズムという話を聞いたことありますがどうなんでしょう) 

うまいこと全身のリズムがとれるように身体も神経もできているんですね。

不思議なもんです人体。