某理学療法士の英語論文考察ブログ

当ブログは、某理学療法士が 様々な英語論文を翻訳して、日々の臨床との繋がり等含めて考察しているブログです。 個人的にどこでみた文献か忘れないようにメモしているようなもので、 私の英語力は・・・あっ(察し)といったレベルなので、 元の論文を1度ご確認いただいてからの方が安心かと思います。 (基本的にpubMedでフリーになっている論文です)

成人における総エネルギー消費の束縛と身体活動への代謝適応

Constrained total energy expenditure and metabolic adaptation to physical activity in adult humans

Pontzer H, Durazo-Arvizu R, Dugas L, Plange-Rhule J, Bovet P, Fprrester TE, Lambert EV, Cooper RS, Schoeller DA, Luke A   2016  IF 8.8

 

 

現在、肥満の対処方として、日々の身体活動を増加させてエネルギー消費を増大させて体重をコントロールすることが推奨されている。

運動をすればするほど総エネルギー消費量は増大する考えられているが、生態学的な研究において肉体的にきつい生活を送っている民族と現代的な生活をしている人々が実際に消費しているカロリーは同じであることが示されている。

この理由について、5種類の民族 計332人の成人について運動とカロリー消費について研究した

 

結果

活動量が増大すると消費カロリーも増大するが、ある点から総消費カロリー量はほぼ一定であった。

これは基礎代謝を低下させることで総消費カロリーをコントロールしていることが考えられる。

 

 

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以下、個人的な考察

疲れていると体調を崩しやすいっていうのはあると思うので、この論文には納得です。

運動をすればするほどいいってもんではなく、やっぱり無理は良くないんでしょうね。

もちろん個人差もあり、スポーツ選手とかは別格なんでしょうけど。

 

最近は筋トレができるデイサービスみたいなのが増えていたり、病院でも廃用予防だ!といってガンガン筋トレするケースもあるみたいですが

高齢者に対して筋トレするのは本当に良いのか考えさせられます。

自分は筋トレ滅多にしないんですが、よく体にいい運動・筋トレを教えてくれって言われるんですよね。

そんな都合のいいものがあるか!と思いつつ、のらりくらりとやってるんですけどね。

 

自分の好きな雑誌日経サイエンスって雑誌があり、その記事の元になった論文です。

最近の医学的な話とか結構のっててお薦めです。