某理学療法士の英語論文考察ブログ

当ブログは、某理学療法士が 様々な英語論文を翻訳して、日々の臨床との繋がり等含めて考察しているブログです。 個人的にどこでみた文献か忘れないようにメモしているようなもので、 私の英語力は・・・あっ(察し)といったレベルなので、 元の論文を1度ご確認いただいてからの方が安心かと思います。 (基本的にpubMedでフリーになっている論文です)

不動によるラットヒラメ筋の不溶性コラーゲンの集積とtypeⅠとtypeⅢコラーゲンアイソフォーム

Effect of immobilization on insoluble collagen concentration and type Ⅰ and type Ⅲ collagen isoforms of rat soleus muscle

 

Hibino I, Okita M, Inoue T, Banno Y, Hoso M   2008  IF 0.12

 

不溶性コラーゲンは架橋結合を形成して、組織間の動きを阻害すると考えられているそうです。

 

1週間固定→3週間固定で

コントロール群と比較してROMは1週で90%、3週で67.5%まで制限される

不溶性コラーゲンの集積は固定1週では変化しないものの、3週では増加した。

このことから、不溶性コラーゲンの架橋結合により3週の固定でのROMの低下が考えられる。

0週から1週間への固定ではtypeⅢ/typeⅠコラーゲンの割合は増加するが、1週間の固定から3週間への固定では割合は変化せず。

こうしたことから、typeⅢコラーゲンの増加は可動域制限の増大とはリンクしないことが考えられる。

 

 

以下、個人的な考察

大学を卒業して少ししてから、コラーゲンてのは1種類だけじゃなくて7種類あるんですよ!とかいってたんですが

自分が見てた教科書に7種類しかのっていなかっただけで、少し前にみた教科書では28型までのっていました。

新しい知識はどんどんいれていかないと恥をかきますね。

 

コラーゲンはそれぞれ少しずつ特性が異なり、器官によって含まれる割合が異なるそうで。

Ⅰ型は骨に多いとか、Ⅱ型は軟骨に多いとか。

 

コラーゲンの基本的な分子構造は3本の鎖から形成され、それぞれの鎖は左巻きらせん構造で

3本の鎖が右巻きらせん構造で立体構造をしている

 

人体を構成する最も多いタンパクがコラーゲンとも言われていて

そのコラーゲンがねじれた構造をして存在するってことも、人体の形成に影響を与えているのかもしれません。

 

関節の不動化によってコラーゲン線維のタイプが変化するってことは

体に加わる刺激によって体の構造も変化していくのでしょうね。

 

なんか誰にでもうまいこと通じる簡単な方法があればいいんですけど

簡単にできてしまったら専門家は要らないっていう・・・

やっぱりコツコツやってくしかないのでしょうね。