某理学療法士の英語論文考察ブログ

当ブログは、某理学療法士が 様々な英語論文を翻訳して、日々の臨床との繋がり等含めて考察しているブログです。 個人的にどこでみた文献か忘れないようにメモしているようなもので、 私の英語力は・・・あっ(察し)といったレベルなので、 元の論文を1度ご確認いただいてからの方が安心かと思います。 (基本的にpubMedでフリーになっている論文です)

軟らかい面を歩く際に動的安定性を調整するための歩行パターンの適応

Adaptations of walking pattern on a compliant surface to regulate dynamic stability

 

MacLellan MJ, Patla AE  2006   IF 1.9

 

ヒトは日々歩行する際に接地する面によって動的安定性は脅かされる。

中枢神経系は安定性を維持するため、次の接地面の適切な情報を必要とする。

8人の若年者に安定した面を歩いてもらうのと、フォームマット上の柔軟な面を歩いてもらい、ステップパターンの変化、COMの軌跡、下肢筋活動の変化を検討した。

 

軟らかい面を歩く際には

矢状面のCOMは減少するが、内外側面は影響がなかった。

つま先は躓かないように軌跡は挙上した。

ステップ長や幅は増大し、基底面を広げるように歩行した。

プッシュオフ時の腓腹筋、ヒラメ筋活動は増大した、

 

これらのことから運動パターンの事前および反応的運動パターンの変化からCNSがすべての体のセグメントを調整し、最大限の安定性を得られるようにしていることが考えられる。

 

以下、個人的な考察

以前書いた、足部からの刺激が体の姿勢制御に影響するっていう論文でしたが、

正直思っていたのと内容は違いました・・・

 

足部からの刺激によって確かに姿勢が変わってるのかもしれませんが

もっとこう・・・ここ刺激するとこう変化するよーとか、こういった刺激が姿勢制御にはよくないよーとか、そういったのを期待していただけに残念です。

 

矢状面のCOMの変化が減少する件については、逆に増大するって文献もあるみたいです。

 

何の文献にしてもそうですが、大抵正反対の結果の論文もあるので

1つの論文だけでなく、条件含めて色々と読んだ上で

自分の経験を加味して判断出来ればと思います。