某理学療法士の英語論文考察ブログ

当ブログは、某理学療法士が 様々な英語論文を翻訳して、日々の臨床との繋がり等含めて考察しているブログです。 個人的にどこでみた文献か忘れないようにメモしているようなもので、 私の英語力は・・・あっ(察し)といったレベルなので、 元の論文を1度ご確認いただいてからの方が安心かと思います。 (基本的にpubMedでフリーになっている論文です)

脳卒中後の脳活動は上肢の運動のスムーズさに関連する

Brain activation is related to smoothness of upper limb movements after stroke

Buma FE, van Kordelaar J, Raemaekers M, van Wegen EE, Ramsey NF, Kwakkel G  2016   IF 1.9

 

脳卒中後、同側および対側の感覚運動野の動員が増大するのか、小脳が失われた機能を代償するのか今だ明らかになっていない。

本研究の目的は二次運動野・感覚野の動員増加が運動コントロールの質に関連するかを調べることである。

 

脳卒中発症6週後、同側の運動前野、島、小脳が対側の補足運動野、島、小脳と同様に握り動作の滑らかさと重要な相関がみられた。(29週においてもみられた)

 

脳卒中後の感覚野・運動野の動員は運動機能の回復とは相関せず、運動ストラテジーの獲得が運動障害を代償することができる。

 

 

以下、個人的な考察

昔は脳卒中の際にCT画像をみて予後を予測するってやってたのですが、

最近はCTのみでは予後はわからないもんだと思えるくらいまで回復する人が多くて

介入によって予後が全然違ってきてしまうことに恐怖を覚えております。

 

今正しいと思っててもそのうちに足りないと思うようになるんだろうなあ・・・

 

単一の運動を練習するのではなく、運動のバリエーションを増やすことが大事だと思っていますが

それを後押ししてくれるような論文があったので嬉しいです。

 

やっぱり記事を保存しておけると、あれどの論文だったかな・・・って思ったときに

すぐに見直せるので便利です。

最近はタンパク質関連の論文もよみつつなので中々忙しいのですが

なんとか1年間は続けられたらなぁと思います。