某理学療法士の英語論文考察ブログ

当ブログは、某理学療法士が 様々な英語論文を翻訳して、日々の臨床との繋がり等含めて考察しているブログです。 個人的にどこでみた文献か忘れないようにメモしているようなもので、 私の英語力は・・・あっ(察し)といったレベルなので、 元の論文を1度ご確認いただいてからの方が安心かと思います。 (基本的にpubMedでフリーになっている論文です)

ニューラル・ネットワーク・メカニズムの細胞タグ付け

Cellular tagging as a neural network mechanism for behavioural tagging

Nomoto M, Ohkawa N, Nishizono H, Yokose J, Suzuki A, Matsuo M, Tsujimura S, Takahashi Y, Nagase M, Watabe AM, Kato F, Inokuchi K  2016  IF12

 

マウスを使用

新しいことを記憶した際に、海馬の中でどの細胞が記憶したかがわかるように細胞にタグをつける

さらに遺伝子操作して、レーザー光を当てることで細胞を活性化したり不活化したりできるようにしてある

(これだけでもものすごく大変そう・・・)

A:ある部屋に入った後に反応した細胞(部屋に入ることを記憶)

B:電気ショックを与えた際に反応した細胞(電気ショックを記憶)

 

これらの細胞を可視化して、それぞれの細胞にレーザー光をあてて同時に活性化させ同期させる

 

すると、Aの部屋に入った際にBの記憶が想起され恐怖反応を示すようになる 

 

 

以下、個人的な考察

この研究グループすごい・・・富山大学の先生方らしいですが。

さらにscienceに発表した論文で、

2つの独立した記憶を連合させると2つの記憶にオーバーラップした細胞が増えていく

(Aの記憶に対してBの記憶に対する反応:パブロフの犬みたいな)

そのオーバーラップした細胞に光を照射して細胞を不活性化するとパブロフの犬のような反応がみられなくなるとのこと

 

これが進歩していけば、AとBの記憶をつないだり無くしたりするだけでなく

より細かく記憶の改ざんが行えるようになるかもしれません。

もはや漫画の世界のようなことが現実に起こりうる可能性があります。

 

先日、友人が「人間が想像できることは実現可能である」と昔ある科学者が言ったといった話をしていましたが

いつになるかはわかりませんが、記憶の操作ができる日がくるかもしれませんね。

恐ろしや

 

 

話は違いますが、

Amazon:ワイヤレスマウス

パソコンの方のマウスですが、このマウスを買って使用していたのです。

ミラーの部分がすぐ壊れそうだなぁと思っていたら、2日で折れました。

割と高いのに・・・

 

もし購入を考えている方がいたらミラーの無いタイプもあるみたいなので、そちらの方がお薦めです